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リンパ球(T細胞)の表面にCD3分子があります。
抗CD3抗体を固着させた培養フラスコに、リンパ球(T細胞)と培養液(IL-2を含む)を入れて培養すると、CD3分子はCD抗体を認識してリンパ球(T細胞)に刺激を与えます。
又、IL-2はリンパ球(T細胞)を増殖させる働きがあります。
これらのことを利用して、約2週間培養して活性化したリンパ球(T細胞)を増殖させます。 |
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約2週間の培養で、細胞数は数十億個になります。得られたこれらの細胞は、がん細胞への免疫応答に有用な腫瘍壊死因子(TNF)や、インターフェロンγ(INFγ)などのサイトカインとよばれる物質を産生しているものがあります。(γ=ガンマ) 又、がん細胞としてK562株を用いて、がん細胞一般に対する細胞障害活性を測定した場合、培養後半時期の細胞に強い活性がみられます。 これらの細胞は、患者さんのがん細胞には非特異的です。 |
働きを強めた免疫細胞 (下の写真を拡大してご覧になることができます。) |
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安全性及び品質管理を徹底し、無菌的に2週間培養増殖したリンパ球を集めます。
点滴用100ccバック・三方活栓・点滴セットを用意して、患者様のラインの確保をします。
集められたリンパ球を50ccの点滴用生理食塩水に浮遊させ、それを注射器に移し変え、無菌的に三方活栓から投与します。
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静脈からの投与だけでなく、がん性胸・腹水に対しては、体腔内への投与、がんに血液を供給している動脈への投与などの方法もあります。 副作用については、少なくとも現時点で重篤な副作用は報告されておりません。しかし、稀に軽い発熱(37℃前後)がみられることがあります。 |